太陽活動サイクル23における太陽の自転速度
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概要
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太陽黒点活動サイクル23(1996-2006年)における黒点をトレーサーとした太陽面の自転角速度とその変化を測定した。赤道部における自転角速度は以前のサイクルにおける値とほぼ同じであるが、自転角速度の緯度にともなう変化(差動自転)の勾配は増加している。差動自転には長年月にわたる周期(約80年)が存在することが示唆される。また、差動自転の変化は南北半球ではほぼ同じである。サイクルの期間内の赤道自転角速度および差動自転はほぼ一定であった。
- 大阪経済大学の論文
- 2011-05-15
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