就職不安と情動知能,就業動機との関連性
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概要
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大学生の就職不安を低減させる有効な対策を検討するために,就職不安への影響要因を把握する必要がある。本研究は大学2年生から4年生までの日本人学生を対象にして就職不安と情動知能,就業動機との関連性について調べた。その結果,情動知能の個人対応の側面が職業適性不安と職場不安との間に負の関連性が確認された。また,就業動機の探索志向が就職活動不安との間に正の相関,対人志向と職業適性不安の間,挑戦志向と職業適性不安の間に負の相関が認められた。これらの結果は情動知能の訓練や就業動機への影響が就職不安を低減させる可能性を示唆した。
- 千葉科学大学の論文
- 2011-02-28
著者
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