クラスメートとしての 「気になる子ども」
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概要
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"本研究は、 年中から入園した 「ちょっと気になる子」 の卒園に至るまでの発達の様相について、 クラスの状況を踏まえて検討した。 このクラスは、 年少時から比較的落ち着いた中でスタートし、 大きな問題が生じることなく卒園に至った。 担任保育者にとって、 Aは、 年中での入園当初から、 保育室で過ごすことが非常に少ないこと、 同年齢との関わりが少ないこと、 母親の対応が不適切なこと、 といった問題を持っている子どもであった。 しかし、 時間の経過とともに、 クラスの中にいる時間が増え、 クラスメートとの関わりが増えていった。 それには他児が成長・発達することによって、 Aを支えてくれるという構図を見ることができた。 "
- 2013-03-31