大学生の規範意識、 道徳的認知、 行動基準の関連
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
"本研究の目的は青年を対象として、 規範意識、 道徳的認知 (道徳的認知)、 5つの行動基準の関連を検討することであった。 調査協力者は教職課程に在籍する大学生229名 (男性178名, 女性51名) であった。 調査内容は、 規範意識 8項目、 道徳的認知 (DIT)、 行動基準尺度 (「自分本位」, 「仲間的セケン」, 「地域的セケン」, 「他者配慮」, 「公共利益」) であった。 変数間の相関を算出した結果、 「自分本位」 は 「規範意識」 と負の相関があり、 「地域的セケン」、 「他者配慮」、 「公共利益」、 「道徳的認知 (道徳性)」 は 「規範意識」 と正の相関があった。 「規範意識」 を従属変数、 そのほかの変数を独立変数とした重回帰分析の結果、 「地域的セケン」、 「他者配慮」 が 「規範意識」 を予測していた。 以上の結果について議論した。 (2012年 9月20日受稿)"
- 2013-03-31