コンテンツ指向型ネットワークにおける経路選択手法に関する一検討(一般,高度プロトコル・ネットワーキング技術(IP及び高位レイヤルーチング・フィルタリング,マルチキャスト,品質・経路制御,IPNWの利用技術(P2P,P4P,オーバレイ,SIP,NGN),ネットワークシステム関連技術(システム構成法,インタフェース,アーキテクチャ,ハードウェア・ソフトウェア・ミドルウェア),一般)
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概要
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本研究では,コンテンツ指向型ネットワークにおいて,コンテンツ誘導が長くなることでユーザへのコンテンツ到着が遅延する問題を解消することを目的とし,従来型コンテンツ指向型ネットワークの機構に加え,キャッシュ情報の通知を行う拡張方式であるProactive型コンテンツ指向型ネットワーク(CON)とReactive型CONの二方式を提案する.Proactive型CONは,ユーザからのコンテンツ要求パケットであるinterestの誘導前に,コンテンツルータ(CR)が近隣ノードとコンテンツの所有に関する情報を通知する.Reactive型CONは,interestを誘導する際に,CRが近隣ノードとコンテンツの所有に関する情報を通知する.両方式はinterestの誘導経路を短くすることで,ユーザへのコンテンツ到着時間を短縮する.計算機シミュレーションにより,両提案方式が従来方式と比較して,ユーザへのコンテンツ到着時間を短縮できることを示す.
- 2012-05-10
著者
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