視覚系の時間周波数特性を用いたイメージセンサの動画ノイズ評価手法
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概要
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イメージセンサから得られる画像のノイズ評価において,見た目と高い相関を持つ評価値の確立が求められている.静止画においては,視覚の空間周波数特性を利用したノイズ評価手法がいくつか存在する.動画においては,フレームレートによってノイズの見え方が変わることが判っている.そのため動画ノイズは静止画と同様に扱う事はできず,明確なノイズ評価手法は存在しない.本研究では視覚の時間周波数応答を用いて,ノイズのフレームレート依存性を明確にし,動画におけるノイズを静止画におけるノイズとして定量化する新しい評価手法を提案する.本提案により,動画のノイズ評価において主観評価と高い相関を得ることができた.
- 2012-05-11
著者
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齊藤 新一郎
ソニー株式会社 コアデバイス開発本部 セミコンダクタテクノロジー開発部門
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齊藤 新一郎
ソニー株式会社半導体事業本部イメージセンサ事業部
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藤井 建行
ソニー株式会社半導体事業本部イメージセンサ事業部
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鈴木 将一
ソニー株式会社半導体事業本部イメージセンサ事業部
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佐藤 正章
ソニー株式会社半導体事業本部イメージセンサ事業部
-
佐藤 正章
ソニー株式会社 半導体事業本部 イメージセンサ事業部
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