量子化誤差影響下の定包絡線変調受信機における非線形等化の検討(無線アクセス技術,一般)
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概要
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著者等は,送信電力効率の改善と受信アナログ回路の簡素化のために,受信側で低分解能(1bit)ADCを用いる定包絡線変調方式について検討している.受信機におけるADCの分解能が低い場合,ADCにおいて生じる量子化誤差に対処することが重要となる.本論文では,低分解能ADCを用いる定包絡線変調方式の受信機において,量子化誤差の影響を考慮した最尤系列推定(Viterbi等化)手法を提案する.提案方式では,ADCにおいて生じる量子化誤差量を簡易な近似式を用いて推定し、Viterbi等化におけるメトリック値に反映させる.また,Viterbi等化において同時に考慮する状態数を累積メトリクス値に基づいて削減する手法を示す.符号間干渉と量子化誤差の両者が存在する環境下において計算量を軽減しながら定包絡線変調の伝送特性を改善できることを計算機シミュレーションにより示す.
- 2012-04-12
著者
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小寺 康平
九州大学大学院システム情報科学府
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古川 浩
九州大学大学院システム情報科学府
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牟田 修
九州大学システム情報科学研究院
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古川 浩
九州大学システム情報科学研究院:electrical Engineering Department Faculty Of Engineering South Valley University
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牟田 修
九州大学日本エジプト科学技術連携センター
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古川 浩
九大 大学院システム情報科学府
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