補間により設計されたIIRディジタルフィルタ - 遮断特性の評価 -
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概要
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我々は、自然界より種々の情報を受け、又、情報を発信しながら生活している。これらの情報は、会話の際には音声情報により、又、視覚情報としては画像情報により行われる。さらに、例えば、脳波の測定や心電図の測定により体の健康状態に関する情報が得られ、地震波の測定により地震の震源地や規模の情報を得られる。この際、これらの情報を観測した種々の信号、又、ネットワークを通じて送受信される信号を分析する手法として、フィルタリングやスペクトル分析等の信号加工を行う信号処理は、古くから行われてきた。しかし、現代では、ディジタルコンピュータが飛躍的に進歩及び、ネットワークもディジタル化により、制御の分野、音響の分野等 と同様にこの分野においてもディジタルの手法を用いたディジタル信号処理が中心として行われるようになった。本稿では、まず、ディジタル信号処理におけるIIRディジタルフィルタについて述べる。次に、著者等が提案した補間型IIRディジタルフィルタの一設計法を示し、他のフィルタと比較することにより優れた遮断特性を持つことを明らかにする。
- 2013-03-00
著者
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