認知症対応型共同生活介護職員の不安軽減に関する一考察
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概要
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高齢社会の進展にともない認知症高齢者が増加し、求められる介護サービスが多様化している現在、介護職員の日々の実務の中には様々な不安があると考えられる。介護職にやりがいをもち、良質な介護サービスを提供していくためには、不安が軽減、解消でき仕事に対するモチベーションが向上できることが重要であると考える。そこで本研究では認知症対応型共同生活介護における介護職員の不安を明らかにし、不安の軽減、解消のための研修のあり方を検討した。 結果、知識をつめこむだけでなく自己学習能力や問題解決能力を高めていく研修方法、介護職員それぞれの経験や技能レベルが違うため、各層に応じた内容の実施、地域の民間教育訓練機関及び研修体系等を構築している職能団体等が情報を共有できる仕組みや、個々の介護職員のスキルアップを目指すことができる環境を構築してくことの重要性が明らかになった。
- 2013-03-31
著者
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