IT・ソフトウェア特許の新潮流 〜活用・防御から標準化まで〜:2. 特許と情報学 -特許実務における情報学の貢献と研究者等の特許活動-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
まず,特許実務に対する情報学の貢献について述べる.具体的には,特許ライフサイクルの各作業を支援するツールを,業務推進系,管理系,分析評価系の3種類に分けて概観する.次に,研究者等にとっても重要になってきている特許に関して,研究者等が行うべき特許活動と,研究者等にとって有用な3つの特許実務支援システムについて説明する.なお,3つの特許実務支援システムとは,キーワードを入力するだけで専門家並みの特許検索式を提案する特許検索式提案システム,特許請求の範囲を図的に表示する等,特許書類を読みやすくする特許書類読解支援ツール,および特許書類の約40%を自動生成できる特許明細書作成支援システムである.
- 2013-02-15
著者
関連論文
- 特許,論文間の引用関係を用いた論文用語の特許用語への変換(語彙・文書書類)
- C11 特許,論文データベースを統合した検索環境および動向分析ツールの構築(セッションC1(情報処理技術),一般発表概要:各セッション報告,INFOPRO2006)
- 論文用語の特許用語への自動変換
- 特許記述言語(PML)と統合的特許工学システム (産業日本語関連)
- 特許請求項における多重多数項引用の検出と書き換え
- 特許工学 : 特許ライフサイクルに情報学を適用した新しい研究領域
- 3種類の特許部品データベースに基づく特許明細書自動生成エンジンの構築
- 検索式生成機能を有する特許公報検索システムの精度検証とその展望(知的財産,及び一般)
- IT・ソフトウェア特許の新潮流 〜活用・防御から標準化まで〜:2. 特許と情報学 -特許実務における情報学の貢献と研究者等の特許活動-