GISを用いたカーネル密度推定による観光歩行行動分析手法の提案と実践からの知見
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概要
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観光都市において,観光者の観光歩行行動に関する情報は,観光を中心とした街づくりや観光施策を立案するにあたって,重要な情報であると考えられる.近年,観光者の行動分析手法として,全地球測位システム(GPS)を用いた調査分析が注目されているが,その分析手法は,多くの検討が必要な状況である.そこで,本研究では,観光者の時間変化を伴う動的な観光行動分析を目的として,カーネル密度推定による観光歩行行動の分析手法を提案する.実際の観光歩行行動データを用いて本提案手法の有用性の検証を行なったところ,経過時間に沿った動的な観光歩行行動を可視化することが可能で,観光行動の情報抽出に一定の有用性があることがわかった.
- 2012-10-15
著者
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