分散制御用リアルタイム通信規格Responsive Link
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Responsive Linkは分散制御に必要となるリアルタイム通信を実現した通信規格であり,ISO/IECで国際標準化されている.Responsive Linkはリアルタイム通信を実現するために,通信のプリエンプション(横取り)をパケット追い越しによって実現している.さらには柔軟なリアルタイム通信を実現するために,ソフトリアルタイム通信(データリンク)とハードリアルタイム通信(イベントリンク)の分離,異なる優先度を持つパケット毎に別経路(専用回線や迂回路等)を実現,ノード毎に優先度を付け替えることで分散管理型でパケットの加減速を制御,ハードウェアによる1 ホップ毎のエラー訂正等の様々な機能を実現する.Responsive Link は並列分散制御用のSoC (System-on-Chip) であるResponsive ProcessorやResponsive Multithreaded Processor (RMTP) 等に実装されており,これらを用いた実機応用,検証・試験,及び標準化作業等についても述べる.
- 2011-10-15
著者
関連論文
- SFロボットのビジュアルなヒューマンインタフェース : 機動戦士ガンダムとマルチメディアディスプレイ
- 自律学習機能(「RWC-実世界知能」)
- オフィスロボット
- RWC自律学習機能 : オフィスロボットJijo-2わ中心として
- 映像メディア・センシングのロボット応用 : 産業技術総合研究所におけるロボット研究(携帯電話用カメラ,デジタルスチルカメラ,ビデオカメラ(ハイビジョン)とそのためのイメージセンサ,モジュール)
- 分散制御用リアルタイム通信規格Responsive Link