ハタケシメジ栽培条件試験(I) : 異なった環境下での子実体形成
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概要
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ハタケシメジ(Lyophyllum decastes)のプランター栽培の最適条件を検討するため,野外のパイプハウス(遮光65%,室内温湿度は自然)と空調施設(室温19℃,照度500〜1000Lux,24時間明,湿度40%以上)で,8処理区の培地を用いて,子実体の発生状況を調査した。その結果,空調施設は非常に成績がよく,初回発生までの期間は全区間で,1菌床の発生回数は5区間で,発生本数は3処理区間で,発生生重量は7処理区間で有意な差が認められた。このことから,栽培温度を一定にすることが散水方式のプランター栽培に重要であることが考察できた。
- 応用森林学会の論文
- 2000-09-25
著者
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