林地接種に適した菌根性きのこの菌糸の培養方法(II) : マツタケ菌糸の培養方法について
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概要
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林地に接種するための菌根菌の菌糸体は,菌根形成及び子実体発生能力が高く,林地土壌の環境や雑菌に対する抵抗性の強いことが必要である。ホンシメジ菌糸体の接種では,きのこ子実体培地による菌糸体の培養が有効であることから,同様の手法によるマツタケ菌糸の培養について試験した。マツタケ菌糸体は,子実体+日向土+アカマツ・広葉樹混交林の落葉+蒸留水の培地を用いると,良好に培養できることがわかった。しかし,これらの抽出物のろ液を使った培地では,良好な成績は得ることはできなかった。
- 応用森林学会の論文
- 1999-03-25
著者
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