広島県吉舎町における地域資源利用型森林レクリェーションの展開
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概要
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近年,中山間地域の自然とふれあうことの重要性が見直され,豊かな森林空間を活かし,山村と都市との交流拠点地づくりが進められている。広島県の北東部に位置する吉舎町では,中山間地域の自然と豊かな森林空間を活かし,富士山山麓の景観良好地に,森林レクリエーション基地「とみしの里」を開設した。この地は,小規模で,人里はなれた静かな環境にあるために,夏場の利用が多く,平成5年7月のオープン以来,森林レクリエーション利用が増大している。吉舎町の入込み客数をみると3万人にも近付きつつあるが,その飛躍的な増加分はこの「とみしの里」の開設によるものである。地域資源利用型森林レクリエーション地「とみしの里」の利用状況を調べ,森林レクリエーション利用者の利用実態を把握するとともに,山村と都市との交流拠点地づくりを進める中山間地の,活性化を図る住民活動の問題点を考察した。
- 応用森林学会の論文
- 1997-03-25
著者
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