畜冷剤(保冷剤)を用いたミニサテ蓄電池の低温対策(送受信技術,放送現業技術および一般)
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概要
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極微小電力テレビ中継放送所(以下ミニサテという)には、停電時の予備電源として蓄電池を設置している。北海道では、冬季の外気温が-30度以下まで低下するミニサテがあり、蓄電池の仕様上の温度範囲である-15〜+15度の下限を下回る。低温では放電可能時間が短くなり、極低温で電解液が凍結すると放電不能となる可能性がある。そこで、凝固点が氷点下にある蓄冷剤(保冷剤)を用い、蓄電池の温度低下を緩和する手法について、実験・解析を行った。また、夏と冬の温度変化に対応した電池収容箱の換気改善についても併せて報告する.
- 2012-07-12