CSE無ひずみデータ圧縮法の情報理論的解釈
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概要
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部分列の出現回数を符号化するオフラインの無ひずみデータ圧縮法CSE(Compression by Substring Enumeration)は,適切な符号化モデルを組み合わせることで漸近最良となることが示されている.本稿では,そのようなモデルの推定対象を情報理論的に解析する.解析の結果,部分列の出現回数の符号化モデルが,対象となっている部分列の両端に位置する2記号の条件つき相互情報量と強く関係していることが明らかになる.さらに,漸近的最良性の根拠となっている,一様分布モデルと組合せ的モデルとの結合の意味を考察する.
- 2012-01-13
著者
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