教育学習支援情報環境におけるプラクティカルなサービス連携に向けて(「Webサービス・クラウド」及び一般)
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概要
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高等教育機関における情報環境整備は,集約化による費用対効果の改善を目指して,学内に散在してきた計算機資源の集中化がはじまっている.この流れは,現在のクラウドコンピューティングの流れと同期する中で,IaaS (Infrastructure-as-a-Service)レベルでの学内プライベートクラウドの構築やパブリッククラウドの利用が模索されている.今後,より上位レイヤーのPaaS (Platform-as-a-Service)やSaaS (Software-as-a-Service)へとその流れが拡大する中で,コース管理システムやeポートフォリオシステム等の教育学習活動を支える情報環境もサービス単位での融合が進むと考えられる.しかし,その過程においてはオープンソースや標準規格に基づいた実装を通じて共通化・標準化を図りつつ,如何に多様な教育学習現場を支えるものにできるかが極めて重要なポイントとなる.そこで,本報告では,教育学習支援システム間のサービス連携に関するオープンソース化と標準規格化の動向について述べることにより,高等教育機関におけるプライベートクラウドや大学間連携によるコミュニティクラウドとして形成されるアカデミッククラウドにおけるプラクティカルなサービス連携について考える.
- 2011-11-17
著者
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