弱くなった日本企業、元気な韓国企業
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概要
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日本企業の競争力低下が著しい。 その凋落ぶりは、 とくに海外を歩いてみると顕著に感じられる。 アジアでも、 ヨーロッパでも、 日本企業のプレゼンスの低落ぶりが著しい。 一方、 韓国企業は大変元気である。 街の広告看板や現地の人々の使用する製品の多くに、 かつてはMade in Japanが溢れていたのに、 最近はMade in Koreaに取って代われている。 サンスン (三星) 電子の2009年12月期の収益 (営業利益) は約9000億円だったのに対して、 競合するソニーやパナソニックは赤字。 日本の代表的な電機メーカー9社の収益をすべて合わせてもサンスン電子の10分の1にも満たない有様である。 なぜ、 日本企業はこんなに弱くなり、 韓国企業は元気なのだろうか。
- 静岡県立大学の論文