Competence psychological evaluation on the written impressions of schoolchildren for the group art therapy using soft clay and collages
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概要
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材料及び方法:集団芸術療法後の児童129人の感想をコンピタンス心理学視点から分析した.児童の表出したコンピタンスについて5因子24構成成分に分類した.この分類法の内容的妥当性を確かめるため、文部科学省による児童質問紙の質問項目を同様に分類した.結果:軽量粘土法とコラージュ法による介入は、コンピタンス5因子に関連を与えていた.大部分の児童は、興味・関心を持って接し、挑戦し、快さを感じた.そして、友好的になり効力感を得た。文部科学省児童質問紙の分析からは、児童は基本的に自己制御力(時間管理)、仕事達成力、興味と好奇心、学業における問題解決力を持つことが必要とされることが明らかになった.このことから、コンピタンス構成成分を使った評価法の内容的妥当性が確認された.結論:芸術療法に対するコンピタンス心理学的分析法は、児童のエンパワーメントプロセスでの解明において有効な視点であることが確認された.
- 2012-07-31
著者
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佐久間 伸一
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻 医療福祉心理学分野 博士課程
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中込 郷子
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻 医療福祉心理学分野 博士課程
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