機能構成と処理過程を可視化した教育用組込みプロセッサおよびサポートツールの開発と応用 - 大学院情報工学専攻・組み込みシステム統合特論 -
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概要
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大学院でのプロセッサ設計教育の充実を目的に,機械命令の働きや論理機能を容易に理解できかつ機能拡張を簡単に行えるFPGA 組込み用16-bitプロセッサ,NT-Processor V1とその拡張版V1plus をグラフィックス型論理設計システムを用いて開発した.また,プログラム開発を容易化するためのエミュレータとCコンパイラを汎用表計算ソフトをベースに開発した.プロセッサは,ALU,シーケンサなど8個の機能モジュールからなり,論理機能の大部分は真理値表で定義されている.機械命令はすべて2バイト固定長で,命令コードの数値には簡単な意味づけがなされている.このためエミュレータでは,2 バイト幅のメインメモリ部に機械命令を直接入力することで,レジスタ等の状態変化を表上で観察しながら計算処理を模擬実行できる.Cコンパイラでは,Cプログラムの構造を解析して機械命令の組み合せに変換する過程を表上で観察できる.
- 2012-03-28
著者
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