階層型ABL-Tree結合PCクラスタの構成法(CPSY-6 並列分散プラットホーム)(2004年並列/分散/協調処理に関する「青森」サマーワークショップ(SWoPP青森2004))
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概要
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著者らは,計算ノード間通信の分散するPCクラスタ向きの相互結合網として,ABL-tree と,複数のABL-tree間を階層化完全結合で接続するHCC ABL-treeを提案してきた.しかし,従来の構成法では,アレイを再構成する際に,埋め込んだグラフに捻れを生じる問題があった.本論文では,この解決策として,サーキュラントグラフを用いた構成法を提案する.この方法では,網内に捻れのないハミルトンサイクルを定義でき,これを用いて,任意のアスペクト比のトロイダルメッシュ結合アレイを再構成できる.また,分散ルーティングアルゴリズムによってリンクの重複を除去できる.本稿では,この構成法に基づく2階層HCC ABL-Tree PCクラスタ(ノード数24)を用いた通信性能評価を述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-07-25
著者
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