子どもの願いに耳を傾ける : 児童養護施設職員との共働研究(<特集>解決志向ブリーフセラピーの新たな展開(Berg先生追悼特集))
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概要
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児童養護施設の子ども支援担当職員(保育士・児童指導員)に対し,ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーのアイデアとサインズ・オブ・セイフティ・アプローチの支援ツール(「三つの何」「5スペース」)を用い,子どもとの話し合いスキルを向上させるための研修を実施した。心配,ストレングス,願いを,わかりやすいことばと,絵やシールなどの視覚的イメージも使いながら語り合うという「三つの何」は,話し合いに有用であることが示された。また,職員の話し合いスキルの力量向上のためには,「三つの何」等のツールを用い,計画的・継続的な共働による実践研究がポイントであることが示された。
- 日本ブリーフサイコセラピー学会の論文
- 2008-10-30
著者
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