知的障がい者に対する認知行動療法 : 文献検討
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概要
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本研究の目的は知的障がい者に対する認知行動療法に関する文献検討を行いその効果と工夫を明らかにすることである。知的障がい者に対する認知行動療法に関連する国内文献5編と国外文献7編の文献検討を行った結果、知的障がい者に対する認知行動療法は対人関係、コミュニケーションスキルの向上、抑うつの改善、怒りのコントロールといった点で一定の効果があることがわかった。またその実施にあたってはCBT実施前の準備トレーニング、文字・絵カードの使用、支持的な関わりなどの工夫が有効であった。今後、知的障がい者に対する認知行動療法は国内においてもより一層の研究とその効果の立証が期待されている。
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