触法精神障がい者に対する看護実践における患者のとらえ方 : メタ統合的アプローチ
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概要
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本研究の目的は触法精神障がい者に対する看護実践についての質的研究論文の成果を統合することにより、患者のとらえ方についての示唆を得ることである。設定した選定基準を満たす既存の4つの質的研究論文をメタ統合的アプローチという方法を用いてその成果を統合した。看護師は最初は【心身機能・個人因子からの患者の把握】を行うがその結果【心身機能・個人因子からの陰性感情の出現】が生じる場合にはそれが【陰性感情に伴うモティベーションの低下】となっていた。しかし信頼関係を深めるために意図的に関わった場合【信頼関係を深めて患者像を修正】することにより実際の患者像をとらえることができた。このように触法精神障がい者の実際の患者像をとらえるためには信頼関係を深めるための意図的な関わりが重要であると示唆された。
著者
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