英語教育法(4)日本の英語教育 : その原点 : 明治中期 邦刊本時代の英語機定教科書の分析と検討
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概要
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明治以前の英語教育に引き続き,明治時代の英語教育に大きく,1 舶来時代 2.翻刻本時代 3.邦刊本時代のものに分けられる。このうち邦刊本時代には邦人編者による教科書が出版されはじめ,日本人による日本人のための英語教育が,ようやく文部省検定のもとに実施されていく。当論文では主として当時の文法書から,検定初期に幅広く使われた菅沼岩蔵の『初等英文典』 (三省堂),英作文書から斎藤秀三郎・篠野乙次郎の『English Composition for Biginners based on the Conversational Method』(興文社),読本から斎藤秀三郎の『First English Primer』(金港堂)をとりあげ、現行の教科書との比較・検討を行う。
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