作業療法と医療福祉(<特集>医療現場と医療福祉)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
医療福祉と名のつく大学として川崎医療福祉大学が1991年に開学してから,わが国では医療福祉の名称をもつ大学や学部・学科が多く生まれ,医療福祉という言葉は一般用語としても使われるようになった.しかし,その概念は,必ずしも共通していない.本稿では,まず,医療福祉の概念について,川崎医療福祉大学関係者の思想と福祉の概念をもとに整理した.そして,作業療法と医療福祉の関係を考えるために,作業と作業療法の概念をまとめた.その内容は,作業について,健康と作業の関係について,作業療法の定義について,作業療法の現場についてとした.最後に,先達の作業療法の思想と実践を紹介した.そして,作業療法の医療福祉的観点について見つめなおした.
著者
関連論文
- 上肢巧緻性評価機器の開発 : 臨床適応の検討
- 上肢協調性評価機器の開発 : Spacing, Timing, Gradingの3要素の同時検出
- 身体障害を持つ要介護高齢者等のQOL : その4 : 考案したQOL評価の試行
- 身体障害を持つ要介護高齢者等のQOL : その3 : 障害者と健康者の比較
- 身体障害を持つ要介護高齢者等のQOL : その2 : QOL評価表の作成
- 身体障害を持つ要介護高齢者等のQOL : その1 : QOL評価における構成要素の抽出
- アルツハイマー病におけるヴィジランス評価法の検討 : 視覚単純刺激法の適用と妥当性
- 単純光刺激法を用いたアルツハイマー病のヴィジランス評価
- OT学部学生の自我同一性について : 現実自我と理想自我の差から考える
- 作業療法学生の1年次理学療法見学実習の紹介
- ボール投げにおける重心動揺の検討
- 作業療法と医療福祉(医療現場と医療福祉)
- 学生が考える作業療法の本質と法定義に対する意識 : 新2年次と4年次終了時との比較