差スペクトル測定法─振動円偏光二色性分光への応用─
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概要
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外部からの影響による分子の振動スペクトルの変化を検出することは、分子の外部環境への応答を知るだけでなく、分子スペクトルを通じて外界の状態を知る手段にも通じる。一般に差スペクトルは本来のスペクトル強度の4,5桁も小さな変化であることが多く、通常の分光法に比べて特別な工夫が必要になる。本稿ではこの差スペクトルを検出する方法の原理を紹介し、特に振動円偏光二色性分光への応用とその実例を紹介する。
- 放送大学の論文
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