2つの新しい反射係数推定法を用いたWheeler法による効率測定における不確かさの比較(一般,無線電力伝送,一般)
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概要
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反射係数測定における不確かさを取り除く方法として,180°3dBハイブリッド結合器を用いた測定手法および電力分配器を用いた測定手法がある.我々は,これらの測定手法によって任意の反射係数推定を行うため,接続する参照標準として可動短絡を利用する方法を提案した.さらに,これらの手法をWheeler法に適用し,アンテナの放射効率を評価することで,不確かさを軽減できることを実験的に確認した.一方,測定される反射係数の大きさを1よりも小さくするために,ベクトルネットワークアナライザとアンテナの間に減衰器を挿入して反射測定を行うことでも不確かさを軽減できると考えられる.本報告では,これらの方法で測定された,40mmの長さのモノポールアンテナの放射効率測定に対する不確かさについて比較,検討を行う.
- 2011-10-06
著者
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