矩形波しきい値を持つスパイキングニューロンモデルについて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では矩形波しきい値を持つスパイキングニューロンモデルについて考察する。スパイキングニューロンはしきい値とベース信号の間で積分-発火のダイナミクスを繰返し、スパイク列を出力する。本稿ではしきい値を矩形波、ベース信号を定数とする。スパイク出力のタイミングに注目することで、スパイク位置マップを導出できる。得られたマップは区分線形になるので、システムのダイナミクスは厳密に解析できる。同マップを用いてニューロンの呈する様々な超安定現象や基本的な分岐現象について考察する。
- 2011-10-13
著者
関連論文
- A-2-20 パルス結合された区分定数スパイキング発振器(A-2.非線形問題,一般セッション)
- A-2-2 パルス結合された区分定数スパイキング発振器の現象について(A-2.非線形問題,一般セッション)
- パルス結合された区分定数スパイキング発振器の応答について
- 矩形波しきい値を持つスパイキングニューロンモデルについて
- 矩形波しきい値を持つスパイキングニューロンモデルについて
- A-2-30 矩形波しきい値を持つスパイキングニューロンモデルの実装(A-2.非線形問題,一般セッション)
- A-2-10 窓の高さを可変にしたA/Dコンバータについて(A-2.非線形問題,一般セッション)
- A-2-22 パルス結合された区分定数スパイキング発振器の実装(A-2.非線形問題,一般セッション)
- 3つのスパイキングニューロンによるパルス結合系の基本ダイナミクス
- 符号特性を持つ電流源を含むカオススパイキング発振器について