航続可能距離と充電スタンドの位置を考慮した電気自動車向けルート探索手法(交通センシング、通信、情報処理、一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では,適切な充電スタンドを経由し充電することで目的地に到達可能なルートを探索する,電気自動車向けのルート探索手法を提案する.提案手法では,現在のバッテリー残量と出発地や目的地の位置関係から,目的地に直接到達できる場合,途中で1回充電する場合,複数充電が必要な場合に分けて探索を行う.充電スタンドを経由する場合は,まず経由候補の充電スタンドを抽出し,次にダイクストラ法を用いてそれらの充電スタンドを経由するルートから,もっとも移動コストが小さいルートを算出する.充電スタンド間の移動コストとしては,走行距離と走行時間及び到着後に必要となる充電時間を算出して用いる.この提案手法の実用性を確認するため,従来手法からのルート探索時間の増加量を確認した.その結果,提案手法では経由する充電スポットを探索するために検索時聞が増加したが,その時間は従来手法によるルート探索時間と同程度であることが確認できた.
- 2011-09-21
著者
-
小林 雄一
株式会社日立製作所 システム開発研究所
-
小林 雄一
株式会社 日立製作所 横浜研究所
-
木山 昇
株式会社 日立製作所 横浜研究所
-
青島 弘和
株式会社 日立製作所 横浜研究所
-
柏山 正守
日立オートモティブシステムズ 株式会社
-
木山 昇
株式会社日立製作所横浜研究所
-
青島 弘和
株式会社日立製作所横浜研究所
-
小林 雄一
Hitachi Europe Ltd. ERD-ICTL
-
木山 昇
(株)日立製作所 横浜研究所
関連論文
- 食肉業界向けデータセンタ型取引情報伝達システム
- 航続可能距離と充電スタンドの位置を考慮した電気自動車向けルート探索手法(交通センシング、通信、情報処理、一般)
- 航続可能距離と充電スタンドの位置を考慮した電気自動車向けルート探索手法
- ドライバに安心を提供する電気自動車向けテレマティクスシステム (特集 安心を考える)
- 航続可能距離と充電時間を考慮した電気自動車向けルート探索手法
- ドライバに安心を提供する電気自動車向けテレマティクスシステム