電磁場と相対論
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概要
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ガリレイ変換で相互に結びつけられた慣性系では,ガリレイの相対性原理が成り立ち,そこではニュートンの運動法則が正しく成立する。真空の誘電率ε_0と真空の透磁率μ_0,を含まない電磁場の法則は,4次元時空がどのような構造なのかということには,一切言及することなく4次元形式に定式化することが可能である。したがって,ガリレイ変換された系でも,ローレンツ変換された系でも,電磁場の法則が正しく成立する。しかし,ε_0とμ_0を含む電磁場の式は,ガリレイ変換ではなくローレンツ変換で結ばれた慣性系において同等性が成立する。ε_0とμ_0は4次元の時空構造を決定する自然定数である。
- 2011-12-09
著者
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