手の形状を識別するマルチタッチテーブルの開発とインタラクション手法の検討
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概要
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従来のタッチパネルはタッチしている位置座標情報にのみ意味があった.本稿ではタッチパネルに触れる際の手の形状を取得できるように,赤外線照射装置を備えたFTIR方式のマルチタッチパネルを提唱する.手の形状識別を行うためには強い光量で赤外光を照射しなければならないが,接触領域との識別がつかなくなる.そこで,接触検出用の赤外LEDと,手の形状識別用の赤外LEDを交互に点滅させることで,両方を正確に識別することができる.これにより,接触座標情報に加えて,手のどの部分が触れているか,タッチするまでの手の動きの情報を取得できるため,新しいインタラクションが可能となると思われる.著者らは実際にマルチタッチパネルを試作し提唱手法の有効性を確認した.
- 2012-03-14
著者
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宮川 道夫
新潟大学大学院自然科学研究科
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宮川 道夫
新潟大学大学院自然科学研究科:新潟大学町域研究機構
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宮川 道夫
新潟大学大学院(自然科学系)
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宮川 道夫
新潟大学大学院:新潟大学自然科学系
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竹内 拓馬
新潟大学大学院自然科学研究科
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