FeliCaを用いた出席管理システムの開発と運用
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概要
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主に大学の講義において出席を取るためにFeliCaを用いた出席管理システムを開発した。また授業で3年間を通じ、本システムを用いた。本システムは同種のシステムと比べ低コストで、代返行為に一定の抑止効果があるという特長がある。また、開発と運用に学生が参加することで、学生がシステム開発の経験を積むという教育効果を生んでいる。本システムでは、講義の履修者全員にFeliCaを用意させ、その固有番号をサーバで一元管理する。このため、FeliCaを一度登録すれば複数教員・複数授業で出席を取ることができる。また、使用するFeliCaを在学中に変更することが可能である。本システムを使用した結果、十分に実用的であることが分かった。しかし、代返を完全には防げなかったこと、カード型のFeliCaではまれに読み取り不能になる問題点が判明した。
- 2012-03-01
著者
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