ICタグを用いた出席管理システムの開発と運用
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概要
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主に大学の講義において出席を取るためにICタグを用いた出席管理システムを開発した。また半期の授業で本システムを用いた。ICタグを用いた出席管理には、出席を取るための教員の手間が大幅に少なく、学生の手間も少ないという利点がある。当初は、ICタグを携帯していれば教室の入口を通り過ぎるだけで出席が取れるシステムを目指し、試行実験を行った。しかし、十分な性能が得られる目処が立たず、人がリーダーにICタグをかざす方式でシステムの開発を行った。講義では、事前に学生にICタグが入った出席カードを渡し、Webで登録を行わせた。実際の講義では、教員が指示した時間に学生自らICタグをリーダーにかざすことで出席を取った。半期使用した結果、本システムは十分に実用的であることが分かった。しかし、代返を完全には防げなかったこと、ICタグの耐久性が十分でないといった問題点が判明した。
- 2011-09-30
著者
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