看護学生の臨地実習におけるストレスと睡眠時間との関連
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の目的は,看護学生の臨地実習におけるストレス内容と睡眠時間との関係について明らかにし,実習場面における教育的介入について示唆を得ることである。すべての領域実習を終えたA看護大学3年生95名を調査協力者とし,実習に関するストレス場面55項目の質問紙を用いて集合配票調査を行った。有効回答54名(有効回答率56.8%)中,睡眠時間3時間以内の睡眠不足群は15名,5時間以上の睡眠充足群は19名であった。2群間を比較した結果,睡眠充足群に比べ睡眠不足群では,ナースとの関係,専門的な知識不足と実習記録に関すること,患者や患者家族との関係でストレス得点が高いと言えた。これらのことから,教育的介入として対人関係調整,学習環境の調整などの必要性が示唆された。
著者
関連論文
- 前頭葉損傷例における情動性の評価と情動性記憶について
- 両側眼窩前頭皮質損傷例における情動記憶の障害
- 片側側頭葉前部切除術前後の人物名想起能力についての検討
- 海馬硬化と脳弓萎縮が側頭葉切除後の記憶障害に与える影響について
- 右側頭葉前部切除術後のレイ-オステライト複雑図形再生に関わる時間的要因の検討
- 左側頭葉前部切除例における呼称能力の低下について
- C-17 片側側頭葉前部切除術の語彙流暢性課題への影響
- F-23 片側側頭葉前部切除術に対する日本語版Mini-Mental Stateテストによる認知機能の評価
- 片側側頭葉前部切除術に伴なう高次脳機能の改善の可能性について
- 三宅式記銘力検査の各単語対における記銘方略と系列位置効果について
- 側頭葉前部切除術が言語流暢性課題に与える影響について
- B-22 片側側頭葉前部切除術後にみられる言語性記憶障害の改善要因に関する検討
- 医療における心理業務について--てんかん外科の現場から (シンポジウム 2.医療における神経心理)
- 右半球損傷例におけるリズム障害とメロディ障害について
- 痛みの研究における心理学の二,三の問題(16)マウスの痛み知覚の日内変動と光周性の関係について
- O-2-6 マウスの痛み知覚の日内変動に及ぼす照明条件の影響について(日本動物心理学会第56回大会発表要旨)
- O-2-5 マウスの痛み知覚に及ぼす運動負荷の影響(日本動物心理学会第56回大会発表要旨)
- 看護学生の臨地実習におけるストレス
- 看護学生の臨地実習におけるストレスと睡眠時間との関連
- 記銘方略と心像統御能力が言語性対連合課題におよぼす影響について : 三宅式記銘力検査を用いて
- 側頭葉前部切除術が意味ネットワークに及ぼす影響 : 多次元尺度構成法を用いて
- てんかん外科治療後の心理社会的変化、絶望感、手術への満足度について