里山での無保育人工林の整備にむけた森林風致施業指標の適用に関する考察 : 福井県高浜町,茨城県筑波山での針葉樹人工林の調査例

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概要

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無保育状態におかれた人工林や里山の整備が政府と地方自治体による取り組みとして始まり、市民参加による身近な森林の整備も活発となっている。そこで里山に関するこれまでの研究発表などを概観した結果、保全活動や生態系保全に関して多数の発表がなされていることがわかった。しかし、美しい森林景観を楽しむための森林風致施業計画についての発表はいぜん少なかった。論者は林内空間を簡単な数式で表す森林風致施業指標を発表している。今回、新しい間伐法を実行した人工林や、複層林の調査から、森林風致施業指標からみた現況と今後の施業提案をまとめた。そして、里山での無保育人工林の整備における森林風致施業指標の適用の妥当性が検証されたので発表する。
2011-11-30

著者

高梨武彦
京都造形芸術大学

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