聴覚障害児の幼稚園における園内支援のあり方に関する実践研究
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概要
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聴覚に障害のある子どもにとって早期発見・早期対応の必要性は高く、多くは専門的な支援機能をもつ機関において早期教育を受ける。一方で、聴覚障害児が幼稚園に在籍するケースもあり、幼稚園における支援のあり方が問題となる。本研究では、聴覚支援学校幼稚部から一般の幼稚園の5歳児クラスに転園してきた聴覚障害児の保育実践事例を通して、幼稚園における聴覚障害児への効果的な園内支援のあり方を明らかにすることを目的とする。幼稚園教員や保護者へのインタビューから、保育における支援の成果と課題を明らかにしたうえで、幼稚園での活用に効果的で、聴覚障害幼児のニーズに対応する「個別の指導計画」のフォームを考案し作成した。幼稚園における聴覚障害児の支援には、保護者との連携による支援、健聴児との育ち合い、園内支援の活性化の視点をもって取り組むことが重要であることが分かった。
著者
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