最短時間でサービス回復を可能とする障害復旧フローの提案と評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
インフラに利用されるような高い信頼性が要求されるコンピュータシステムは,そのための機能を具備し,手厚い検証を行うが,加えて運用中に遭遇する不測の事態にも迅速に対応できる業務フローが必要で,特に,どのような障害復旧方法を施すかが重要である.本論文では,最短時間で障害を復旧させるフローの作成方法を提案する.提案する作成方法は,コンピュータアーキテクチャの知識と対象システムの運用方針をもとに,動的計画法を利用して,複数の障害復旧方法を選択し,実施順序を決める.用いる復旧方法は,予備系への切替えや再起動など原因究明を必要としない復旧方法からなるため,早期の障害復旧を可能とする.また,当該手法を商用システムの障害復旧フローの作成に適用し,その実用性を運用者と議論し,導入した経験を報告する.
- 2012-02-15
著者
-
長野 伸一
東日本電信電話株式会社 研究開発センタ
-
長野 伸一
日本電信電話株式会社
-
三堀 英彦
東日本電信電話株式会社
-
谷口 友宏
東日本電信電話株式会社
-
谷 洋介
東日本電信電話株式会社
-
葛西 圭祐
東日本電信電話株式会社
-
長野 伸一
東日本電信電話株式会社
関連論文
- 機能量測定法を利用した不適切箇所の摘出による分析モデルの改善
- 要求仕様の機能量測定による概念要素構成の改善(要求工学(学生セッション))
- ベンダ製品を用いた通信サービスシステムの信頼性評価手法(ネットワーク)
- 機能規模測定法COSMIC-FFPの組込ソフトウェアにおける適用性(組込みソフトウェア開発のPM)
- COSMIC法による機能規模測定の信頼性評価(ソフトウェア要求のモデル化)
- COSMIC法による機能規模測定の信頼性評価(ソフトウェア要求のモデル化)
- 交換機の開発コストへのCOSMIC-FFP適用
- COSMIC-FFPの拡張とその評価
- 最短時間でサービス回復を可能とする障害復旧フローの提案と評価
- OS-13 Linked Dataとオントロジー(オーガナイズドセッション報告,2012年度人工知能学会全国大会(第26回))
- 企業参加推進(2012年度人工知能学会全国大会(第26回))