拡張現実感インタフェースを用いた対面協調作業のコミュニケーション過程(<特集>複合現実感2)
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概要
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本論文では拡張現実感(AR)インタフェースを用いた対面協調作業におけるコミュニケーション過程を調査した2つの実験について述べる.実験1では,ARインタフェースと共有スクリーンを用いる作業環境,および計算機支援のない通常の対面作業環境の比較を行う.実験2では,3種類の異なるARディスプレイを比較する.実験1の結果,ARインタフェースを用いた場合のコミュニケーションの振舞いは計算機支援のない通常の対面作業環境とよく似ていることがわかった.また,実験2の結果,ARインタフェースに用いるディスプレイの違いは,パフォーマンスや仮想物体の操作性への影響は小さいが.ノンバーバルなコミュニケーション手がかりの伝わりやすさへの影響が大きいことが明らかになった.
- 日本バーチャルリアリティ学会の論文
- 2002-06-30
著者
-
清川 清
通信総合研究所
-
ビリングハースト マーク
Hitlab Washington 大学
-
ビリングハースト マーク
ワシントン大学ヒューマンインタフェーステクノロジ研究所
-
ベルチャ ダニエル
ワシントン大学ヒューマンインタフェーステクノロジ研究所
-
グプタ アルナブ
ワシントン大学ヒューマンインタフェーステクノロジ研究所
-
ビリングハースト マーク
Hitlab Nz University Of Canterbury Christchurch
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