漏洩同軸ケーブルを用いた侵入者検出システムにおける検出精度向上に関する一検討(スマートパーソナルシステム,一般)
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概要
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近年,不審者侵入などに対するセキュリティ技術の向上が急務となっており,その一つとして漏洩同軸ケーブル(LCX : Leaky CoaXial cable)を利用した物体検出技術の研究が行われている.しかし,従来の手法では,風雨などといった外乱や雑音の影響による誤検出が大きな問題となるため,システムの更なる検出精度の向上が求められる.そこで本研究では,Compressed Channel Sensing (CCS)法を用いた検出処理を提案し,従来法であるLeast Square (LS)法との誤検出率の比較し評価を行った.その結果,CNR (Carrier to Noise power Ratio)対False Negative Rateにおいて従来のLS法に比べ1〜2dB改善されることが確認された.
- 2011-06-02
著者
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岡田 実
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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佐藤 智紀
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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岡田 実
奈良先端科学技術大学院大学
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佐藤 智紀
奈良先端科学技術大学院大学
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岡田 実
亀田メディカルセンター幕張 管理室
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岡田 実
亀田メディカルセンター幕張
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岡田 実
奈良先端科学技術人学院人学情報科学研究科
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