アクセサビリティによる森林地域の幹線道路の評価法
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概要
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車道の開設が地域の結びつきを強める働きがあることに着目し,森林地域での車道の幹線機能の評価法を考究した。地域の結びつきをアクセサビリティと定義し,幹線道路の端から端までの通行に必要な所要時間で地域の面積を除した値を用いて評価し,これについて検討を行った。所要時間を採用することにより地形の複雑さや車道の規格も考慮することができ,地域としての結びつきを表現することができる。また新しい車道の開設にあたり複数案を比較する場合,その幹線としての機能をアクセサビリティの値の増加量と投資額の比によって評価できることも確かめられた。
- 森林利用学会の論文
- 1999-12-15
著者
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