気胸に胸腔鏡下胸膜癒着術による治療を実践した1症例
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概要
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75歳の男性が7日間続く労作性呼吸困難を主訴に来院した.胸部X線写真では右気胸が認められた.入院第1日目に胸腔ドレーンを挿入し,7日目には再度これにタルクによる硬化療法と低圧吸引とを加えて施行したが,いずれも気漏を改善させることができなかった.そこで14日目に胸腔鏡下胸膜癒着術を施行したところ気胸が改善した.今回,我々はタルクによる胸腔鏡下胸膜癒着術により治療された難治性気胸の稀な症例を報告する.
- 2011-09-01
著者
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ジャン マーン
コシン大学医学部内科部門
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オーク チュル
コシン大学医学部内科部門
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ジャーン タエ
コシン大学医学部内科部門
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チュン ボン
コシン大学医学部病理学部門
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ウィルソン ドナルド
産業医科大学産業生態科学研究所職業性中毒学教室
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オーク チュル
コシン大学医学部内科部門:コシン大学医学部国際保健協力研究所
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ウィルソン ドナルド
産業医科大学産業生態科学研究所職業性中毒学