1905 人体と床の接触解析(OS19.計算ソリッドバイオメカニクス(2),オーガナイズドセッション)
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概要
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人体の歪みを矯正することを目指して床に仰向けに寝て行う人体運動を解析するために、数値計算による人体と床の接触解析を行う。人体と床の接触の形態はさまざまであるため、人体と床の接触解析で基本的に考慮すべきことを明らかにすることが本論文の目的である。接触解析手順を明らかにするために、人体を2次元弾性体とし有限要素によって離散化した。重力下での人体と剛な床との接触解析を有限要素法パッケージABAQUSによって行った。ABAQUSを用いることにより、床と人体との間には垂直抗力だけでなく摩擦力も考慮することができる。ただし、本研究での計算結果は、接触を明らかに見せるための結果であり、人体に相当するモデルの物性値には根拠がないことを明言しておく。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2009-10-10
著者
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浦郷 正隆
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
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池田 充寿
應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程
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嘉陽 宗弘
應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士課程
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狼 嘉彰
應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
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