複数仮想ネットワーク環境におけるサイレント故障検知手法に関する一検討(NW解析(2)・計測・検出)
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概要
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近年のインターネットの利用形態として仮想ネットワークやクラウドネットワークが利用される機会が増えている.これらの新しい形態のネットワークは最適化機能を持ちインターネット側の障害などを回避して通信するため,サイレント故障の検知が今後さらに難しくなると考えられる.これらのネットワークでは音声や動画像通信だけではなくファイル転送やメールなどのデータ通信が多く発生するが,インターネットから見るとカプセル化されたデータ通信に見えるため,これらのデータ通信フローの品質値を推定して品質障害を検知する手法とサイレント故障の場所を推定する手法が必要となる.本稿では,データ通信のフローからジッタやパケットロスなどの品質値を推定する手法と,品質劣化と仮想ネットワーク側の最適化機能による経路変更をネットワークトモグラフィに適用することでサイレント故障要因を推定する手法を提案し,簡単な実験により評価した結果を報告する.
- 2011-02-24
著者
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