放送コンテンツのインターネット配信に関する倫理的な問題(ネットワーク倫理,インターネットと情報倫理教育,一般)
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概要
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放送アーカイブの構築は,「e-Japan戦略II」の先導的取り組みで取り上げられた重要な施策である.この放送アーカイブは,放送事業者により制作・著作された放送番組が対象となっている.ここで,放送番組のコンテンツの構造は,テキストと映像(動画と静止画)からなっている.そのメディアミックス型コンテンツをアーカイブしインターネット配信する対象が放送コンテンツとよぶものになろう.ところが,その取組みは,十分に履行されている状況にあるとはいえない.その要因に,放送コンテンツのインターネット配信をすすめるうえの著作権とプライバシーの問題がある.もうひとつの課題として,倫理的な問題がある.本稿は,まず教育に関するコンテンツに焦点をあてて,放送コンテンツの形態を想定する.そして,その放送コンテンツのインターネット配信に関する倫理的な問題を放送倫理などと情報法制との関係から分析する.さらに,放送コンテンツの制作・著作システムの開発事例を紹介し,著作権とプライバシーの問題および倫理的な問題との連携による合理的な対応について検討する.
- 2011-02-21
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