少子化の要因分析とその対策
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概要
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論説(Article)近年、日本では、少子化が社会的問題になっている。この論文では、出生率低下を引き起こす要因を明らかにし、少子化対策について言及したい。そこで、合計特殊出生率について回帰分析を行う。結論として、婚姻率の上昇、世帯人員数の増加、病院数の増加が、合計特殊出生率の上昇に強くかかわっていること、そして、所得の増加は、合計特殊出生率上昇に対してマイナス要因であることが示された。In Japan, in recent years, the decline in the birthrate has become a social problem. In this thesis, I aim to identify the factor leading to the decline in the birthrate, and also discuss the measures for the computation of this. I conduct a regression analysis on the total fertility rate. I find that an increase in the marriage rate increases the number of people in an household, an increase in the total fertility rate increases the number of hospitals, and an increase in income decreases the total fertility rate.
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