DITA2EPUBによる電子テクニカルドキュメント制作の意義と可能性
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概要
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情報の電子化とは、既存文書の電子化なのでは無く、情報の性格と利用目的に応じて情報そのものの構造を見直し、再構築するところから始まる。その手段として昨今注目を集めているのが DITA(Darwin Information Architecture) である。DITA は XML が謳う情報デザインの理想をアーキテクチャとして具現する。すなわち制作や活用の目的、利便性に応じて任意の粒度でコンポーネント化し、XML 準拠の構造化を行う国際規格である。これは特に製品マニュアル、サービスマニュアル、業務マニュアル、仕様書のような流用性が高く、目的指向のコンテンツ制作で導入されてきている。こうしたコンテンツは今後 EPUB 化して、タッチパネル型デバイスでの活用が期待される。DITA コンテンツを EPUB 化する方式、メリット、将来展望について解説する。
- 2011-11-11
著者
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加藤 哲義
株式会社ジャストシステム|DITAコンソーシアムジャパン
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加藤 哲義
アートダーウィン合同会社|DITAコンソーシアムジャパン
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依田 俊明
株式会社イデア・インスティテュート|DITAコンソーシアムジャパン