Promoting Learner and Teacher Autonomy : Autonomous, Reflective, and Collaborative Approaches to ELT in Japanese Universities
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概要
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今日,日本の英語授業において,「教え中心」型から「学び中心」型へのパラダイム・シフトが感知される。新パラダイムでは,知識は指導者と学習者が共に構築するものであり,教師は学びを可能にする授業を常に心がけ,自律的言語学習の促進者として新しい役割の認識を求められる。このような教育的状況の下で,本研究は,大学英語授業改善のために期待される効果的なアプローチを探ることをねらいとした。学び中心のクラスにおいて学習者と指導者が共に学び成長し合い,それぞれのオートノミーを育むことができる英語授業への新しいアプローチとして,自律的(autonomous),省察的(reflective),協働的(collaborative)アプローチの特徴が理論的に説かれ、3種のアプローチ間のインターラクションを活用した筆者自身の実践例が紹介された。今後,日本の大学における英語授業では,学習者と指導者のオートノミーの育成を促進するために,「オートノミー」「リフレクション」「コラボレーション」の統合がもたらす教育的潜在力が期待されよう。
- 社団法人大学英語教育学会の論文
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