B-1 ビジネスアセスメント序説 : あるイノベーションの軌跡(イノベーション研究/トラック(1))
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概要
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企業の平均寿命が三十有余年といわれている中で、伝統的な事業領域で成長を持続している企業と新規事業領域に活路を見出して成長している企業がある。その何れにしても、製造業であれば研究開発投資による新製品の開発、すなわち製品イノベーションがその成長に重要な貢献をしているものと考えられる。そこで、売上高が伝統的事業領域を新規事業領域が凌駕したある化学企業について、経常利益増加分が設備投資、情報投資と人件費・研究開発費の3つの投入要素によりもたらされるとする生産関数を時系列的に適用して、イノベーション効果の軌跡とさらにその特異点での収益構造も算出する。そして、このアセスメントモデルの妥当性とアセスメント結果についても考察する。
- 2010-09-04
著者
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